Craftmanship

brightwayのものづくり

200を超えると言われる工程から成り立つ靴づくり。
多くのパートナーの協力があり、はじめて皆様の元に1足の靴を届けることができています。

そんな靴づくりの裏側をお届けします。

木型作り(Last Making)

靴づくりのすべては、木型(ラスト)から始まります。
木型は、人の足の形をもとに靴のシルエットや履き心地を決める“設計図”のような存在です。

brightwayでは、日本人の骨格に合う理想の形を追い求め、
何十足ものスニーカーや革靴を分解・試着しながら研究を重ねました。

足幅には少しゆとりを、かかとには吸いつくようなフィット感を。
スニーカーの快適さと、革靴のような上品なホールド感を両立させています。

何度も試作と検証を重ね、ようやく辿り着いた最高の一足”。

brightwayの「10年愛せる靴づくり」は、この木型から始まりました。

ソール開発(Outsole Making)

木型の完成後、靴づくりは履き心地を大きく左右するアウトソール(靴底)の開発へと進みます。

brightwayでは、独自に開発した2種類のソールを採用しています。

Rubber Sole(ラバーソール)
ゴムの配合や厚み、中の空洞の形状まで何度も試作を重ね、しなやかで安定感のある履き心地を追求しました。

EVA Sole(EVAソール)
軽やかな樹脂素材を使用し、ランニングシューズのような軽さとクッション性を実現。ボリューム感がありながらも疲れにくく、摩耗しにくいのも特徴です。

どちらのソールも、長い開発期間を経てたどり着いたBrightwayオリジナルの履き心地。

一歩踏み出すたびに、その違いを感じていただけます。

素材(Material)

brightwayでは、できる限り日本国内の生産者と共に素材やパーツを開発し、顔の見えるものづくり**を大切にしています。

目的は、コストや効率ではありません。
丁寧な対話を重ね、誠実にものづくりと向き合うこと。
その先に本当に良い靴が生まれると信じています。

作り手同士だからこそ分かち合える“つくる喜び”を大切に、
互いにリスペクトしながら、一足一足を仕立てています。

Leather 生命を受け継ぐ素材、革の魅力

革靴の印象と履き心地を大きく決めるのがレザー。

brightwayでは、全国の優れたタンナー(※革の生産者)とチームを組み、素材開発から共につくり上げています。

創業者・上田誠一郎自らが日本各地のタンナーを訪ね、
ものづくりへの思想や哲学を共有できる職人と共に歩んできました。

アッパーには、兵庫・姫路で一枚ずつ丁寧に仕上げられた牛革を。
裏地と中敷には、東京・墨田で作られる柔らかな国産豚革を使用しています。

レザーは呼吸する素材。
暑い日は汗を吸って蒸れを防ぎ、寒い日は熱を逃さず足を守る。
自然の恵みと人の技が融合した、まさに生きている素材です

古代から人々は、食の恵みとして得た皮を鞣し、衣や靴として再生してきました。
brightwayもその精神を受け継ぎ、
命を無駄にしないサステナブルな素材づかいを大切にしています。

長年の婦人靴づくりで培った感性を活かし、
パンプスで使われる上質なレザーをスニーカーにアレンジ。
「美しさ」と「快適さ」の両立をテーマに、独自のレザー開発を続けています。

Design 本質的な美しさを求めて

brightwayが大切にしているのは、「本質的にいいもの」をつくること。

ファッションの流行は移り変わっても、
100年経っても人の心を惹きつけるものには理由があります。
それは“時代を超える本質的な美しさ”があるから。

brightwayのデザインも、そんな普遍性を目指しています。

日本の美には「削ぎ落とすことで生まれる美」があります。
ただシンプルにするのではなく、
使う人の暮らしや機能性を徹底的に考え抜いた先に生まれる、無駄のない美しさ。

ロゴや装飾に頼らず、素材と形そのものが語る1足を。
10年後も愛されるデザインを追求しています。

Less is more.

brightwayのデザイン哲学です。

Detail 職人技が生む、静かな機能美

brightwayの靴は、見えない部分に職人の技が息づいています。

ステッチは、ハイヒールパンプスと同じ針の太さとピッチで、繊細かつ控えめに。
派手さを抑えながらも、パーツをしなやかにつなぎ合わせる精密な技術です。

また、スニーカーでは珍しく踵まわりにスポンジを入れず、
「返し縫い」と呼ばれる伝統技法で縫い合わせています。
これにより、無駄のない美しいラインが生まれ、足首をすっきりと見せる効果があります。

そしてくるぶしの下に深く入るカーブが、
スニーカー特有の踝が当たる課題も解決します。

一見シンプルに見えるそのデザインの裏には、
長年培われた熟練の職人技と、細部への徹底したこだわりが込められています。

Inside Quality 見えない部分こそ、誠実に。

brightwayの靴を履いたときに感じる、かかとの吸いつくようなフィット感。

その心地よさを支えているのが、レザーカウンター(本革製の芯材)です。

多くの靴がコストや効率を優先して樹脂やプラスチックを使用する中、
brightwayではあえて手間のかかる本革の芯材を選んでいます。

革の下層部分を再利用し、再生紙と貼り合わせて強度を保ちながら、
自然乾燥に48時間以上かけて仕上げています。

この“非効率”ともいえる製法を70年以上続けてきた理由。
それは、足に馴染み、靴擦れしにくく、長く愛用できる一足に仕上がるからです。

私たちが大切にしているのは、
「どれだけ売れたか」ではなく、
「どれだけ長く愛用していただけたか」。

見えない部分にこそ、誠実なものづくりを。
その積み重ねが、brightwayの靴の心地よさを生み出しています。

Repair 長く愛用できる構造

brightwayの靴づくりには、「長く履けること」という想いが込められています。

靴の底を貼る工程「底付け」では、靴底(ソール)を取り外し・交換できる構造を採用。

これまでスニーカーはソールがすり減ると買い替えるしかありませんでしたが、
brightwayではソール交換によって再び新たな一歩を踏み出せるようにしています。

この技法は、もともと私たちが長年手がけてきたパンプスづくりの技術を応用したもの。
熟練の職人が一足ずつ丁寧に仕上げています。

「10年後も履いていただける靴にしたい」
そんな想いから、デザインの段階から修理を前提とした設計にしています。

愛用する一足を育てながら、長く履く楽しみを感じてほしい。
それがbrightwayのものづくりの原点です。

※詳しくは[リペアサービスページ]をご覧ください。

Finishing - 革の美しさを引き出す、最後のひと手間

靴づくりの最終工程は「仕上げ」。
完成した靴に熱風スチームを当てて革を引き締め、
さらに専用のアイロン(コテ)で細部まで丁寧に磨き上げます。

この工程によって、革の表面に自然な艶とハリが生まれ、
まるで呼吸するように美しく仕上がります。

brightwayでは、リペアサービスの際にも同じ仕上げを一足ずつ丁寧に行っています。

創業者・上田義一の
「修理してでも履きたいと思っていただけることが、作り手としての最大の名誉」
という想いを、今も受け継いでいます。

200以上の工程と、数えきれない職人の手を経て完成する一足。
brightwayはその“靴づくりのバトンリレー”の最後の受け手として、
日本の技術と誇りを込めて、皆さまのもとへお届けしています。

さらに詳しくは[Behind the Shoemaking]でご紹介しています。

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